那須 ・ 奏身舎

春になると、奏身舎前の森の中に紫軍団が現れます。群生する紫の花は、日陰を好み、森へ森へと広がってゆくのです。

緑なす森に、白い小さな花たちが広がります。

奏身舎の近くには、牧場や田畑が広がり、大自然とのハーモニーが見事な眺めです。

100年前、ドイツ大使だった青木周蔵により、ドイツからヨーロッパ式の農園、果樹栽培、酪農技術がもたらされたそうです。この地には、青木大使の功績を讃え、青木神社、青木小学校など地名にも、大使の名前が残されています。
オイリュトミーもドイツのシュタイナーがもたらしましたが、奏身舎を建てたこの地で、百年前からドイツと縁があったのは、不思議な気がします。