那須 ・ 奏身舎

オイリュトミーホール 那須 ・ 奏身舎(そうしんしゃ)へようこそ

ブログ

2025-10-22 10:34:00

魂のこよみ29.「夏の遺産、秋の平静、冬の希望」

◉夏の遺産、秋の平静、冬の希望
   〜魂のこよみのキーワードの考察
 
奏身舎の夏、秋、冬の景色から・・・
 
 
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夏の柿
 
柿の木と建物、紅葉した木々
秋の柿
 
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冬の窓辺の景色
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🌟シュタイナー「魂のこよみ」29週
高橋巌 訳
 
思考の輝きを強め
体験してきたことの意味を解きながら
宇宙の中に霊の故郷を求める。
それは私に与えられた
夏の遺産であり
秋の平静であり
冬の希望である。
 
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◉体験してきたことの意味・・・・

これまでの人生を振り返ると、多くの良き出会いに恵まれていたことに気づきます。

感謝してもしたりないほど。

出会いそのものを用意したのは、自分自身というよりも、大きな宇宙の計らいの力であるように感じます。

けれど、そこに「意味」を見出すかどうかは、

「自分自身」の「思考」がどう関わるかによる

 

わたしは、どうして出会ったのか。

どのように感じたのか。

これからどこへ向かおうとしているのか。

内省しつつ問いかけると、一貫した主観を超えたものが感じられ、自分を導こうとしているのが見えてきます。

 

◉夏の遺産、秋の平静、冬の希望

 

過去である、

現在の季節、

そしてこれから向かう、

 

秋のこの時期は

過去、現在、未来の3つの景色を眺めることのできる時期なのでしょうか。

私たちの自我は、どちらにも向かうことができます!

「今、この時」を中心に、過ぎた過去も、これからやってくる未来

視野に入れて生きていく。

 

いま、この時を100パーセント生きるには、

過去に体験したものを確かな「土台」となり、

これからやってくる未来を「希望」として

受け止められることが大切なのかもしれません。

 

◉宇宙の中に霊の故郷を求める

 

宇宙とはなんなのでしょうか?

太陽や、月、星々が運行しているところ。

人智を超えた、途方もなく大きな存在。
遠い彼方にあるが
とても懐かしく感じるところ。
それは私たちの共通の「ふるさと」

そして、宇宙とは、神性、創造神、万物を創造する指導理性。

 

◉音楽は「宇宙感情」をもたらす

そうシュタイナーは語っています。

宇宙感情とは、個人的な喜怒哀楽の感情を超えた上澄みのような感情でしょうか。
例えば、日常を超えた精神的な領域に引き上げてくれる崇高な感情。

例えば、バッハの音楽がまさにそうですね。

どんなに小品でも、バッハの曲は、時代を超え、心の奥深くに届き、背骨をまっすぐにしてくれるような力があります。

 

音楽は、感情の主体であるアストラル体に大きな影響を与えます。

シュタイナー教育においても音楽は大切な土台となっています

 

目に見えない音の芸術である、音楽は意識の表面を貫き、

無意識層にまで影響を及ぼし、

私たちの心や精神に を与えてくれるのです。

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🌟〈告知〉

「音は形成する力」をテーマに公演開催します! 

天地をつなぐ『さすらいのハヤサスラ』~地水火風の旅~

 10/31小金井宮地楽器ホールにて

 

音楽療法で用いられる響きの楽器も使用し、歌、オイリュトミー、

豊かないのちの響きの世界を目指します。

 <オイリュトミー × 二十五絃箏 × 映像> によるコラボ創作物語 

 

始まりは、即興演奏、そして宇宙的な母音の歌から紡がれます。

流浪の女神、サスラと一緒に地水火風の世界を旅しましょう!

親子向けの小公演もありますよ!

 

▼FBイベント欄

https://fb.me/e/6GiOHncsn

 

▼天地をつなぐ『さすらいのハヤサスラ』~地水火風の旅

http://sousinsya.com/info/6417568

 

▼親子向けプログラム「響きあう音といのち」

http://sousinsya.com/info/6470040

 

▼ことのはなプロジェクトwebsite

東京公演のお知らせ

https://koto-no-hana.net/info/6445811

 

2025-10-16 09:53:00

魂のこよみ28「願いは成就し、失われた希望が羽ばたく」

◉力がめぐる秋

 

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    🍁

  力がめぐってくるのだ。

  その力のことを 秋と 名づけてもいい。

    🌰

 

 

八木重吉の詩のように万物の力がめぐる秋ー

 夏の陽射しで熟した果実を実らせ、

 冬に向け、色づく葉を枝から大地に落とし、

 春に再び蘇る力を 内に蓄える「秋」

 

しみじみと良い季節がやってきました。秋を深く味わいたいものです。

 

 

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奏身舎では栗の収穫が終わり、

渋柿をもいで、干し柿にしています。

 

   軒下には干し柿を吊るし、少しずつ増えています。

 

◉柿の木とともに、奏身舎も成長!
    豊かな響きあいの場に

奏身舎の看板横の柿の木は、亡き父が植えてくれたもの。

まだ、建物が建っていない山林の土地に、一番最初に植えた苗です。

スコップで一生懸命に大きな穴を掘り、汗をかきかき、

苗を植えてくれたことを懐しく思い出します。

小さな苗が、今では大きな柿の木に成長し、たわわに実を実らせています!

父はどんなことを願い、柿を植えてくれたのでしょう。

 

お陰様で、いま、奏身舎には、子どもから大人、ハンディある方たちも

たくさん多様な方が訪れてくださるようになり、

豊かな響きあいの場に成長しました!

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◉実りの秋の「魂のこよみ」三週間

毎週ごとに、シュタイナー「魂のこよみ」を読んでいるのですが、

 

 26週『ミカエルの情景』

 27週『秋』 そして、

 28週 

これら3週を続けて読むと、

秋のもたらす確かな力が実感でき、とても励まされるのです。

 

魂のこよみ「27週」はこちらをご覧ください。

 ↓↓

▼シュタイナー 魂のこよみ 27週「秋」

 

28週では、秋が深まると同時に、私たちの魂の力もより強く成長し、

希望に満ちた言葉となっています!

 

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シュタイナー「魂のこよみ」 28週

  高橋巖 訳

 

 再び力が湧いてくる。

内部に存在の広がりを感じる。

 

心の太陽から力強く 思想の光が輝く

その光は 人生の謎を解明するに違いない。

 

 さまざまな願いは成就し、

 失われた希望が羽ばたく。

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◉夜空に輝く「すばる」が見えた!
実は、数日前にことのはなプロジェクトメンバーと合宿し練習終了後、那須の温泉に浸かり、
「願い事が叶いますように!」そういって夜空を見上げたら、何と満天の星空🌌の中に✨「すばる」が見えました!

一際輝く、宝石箱のような星座。七ツ星。

実は、10/31の公演「さすらいのハヤサスラ〜地水火風の旅」で使う楽曲は、
吉松隆作曲「すばるの七ツ」から
 水 火 月(間奏曲として)土
4曲を用います。
(「風」は別の作曲家の作品で『萌黄』というタイトルです)
いずれも魅力的な素晴らしい作品で、練習するたびに新たな発見があるんですね。
その稽古を行った直後だったので、なおさら、星々からの祝福を受けたようで、それはもう感激でした!!
10/31まで後2週間あまり。
ラストスパート頑張ります!
そういえば、サスラの最後の決め台詞は

「めぐるいのちの物語

 天地をつなぐ物語」

 

命がめぐる、深まる秋にふさわしいテーマでもあります。

6月29日の那須・奏身舎での公演から、

秋になりさらに進化した舞台となっています。

ぜひ多くの方にご覧いただけますように!! 

 

 

◉〈お知らせ〉ことのはな 初東京公演!
     《オイリュトミー  ✖  二十五絃箏  ✖  映像》
  
  天地をつなぐ『さすらいのハヤサスラ』〜地水火風の旅

*10/31(金)小金井市宮地楽器ホールにて
    親子向け小公演も開催。

・17時〜親子向け小公演「響きあう音といのち」
・19時〜本公演「さすらいのハヤサスラ」
〜〜〜〜〜〜
詳細はこちらを
▼東京公演のお知らせ

https://koto-no-hana.net/info/6445811

 

▼親子向け小公演「響きあう音といのち」
http://sousinsya.com/info/6470040
▼東京公演『さすらいのハヤサスラ』〜地水火風の旅
http://sousinsya.com/info/6417568
〜〜〜〜〜
◉〈お知らせ〉冬のイベント

りんごロウソクのクリスマス12/13~14
   (14日がりんごロウソク。宿泊付き参加は13〜14)
http://sousinsya.com/info/6470552

 

 

▼オイリュトミー冬至合宿「聖なる宇宙の言葉」 12/20〜21

http://sousinsya.com/info/6470610

2025-10-06 10:18:00

魂のこよみ27.「秋」存在の深みへ降りていく

10月になって光がより透明になり、空の蒼さが澄んできたようで、秋らしいな・・・と思ったら、
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やはり、
「魂のこよみ」27週は「秋」とありました!🍁
赤や黄色に紅葉した木の葉が美しい!
秋になり、次第に夜の闇が長くなると、内なる光は少しずつ強まり、内面を見つめることが出来るようになります
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季節外れの青い朝顔が咲いていました。
本来は夏の花ですが、今頃になって、ようやく咲きました。
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秋なのに・・・

でも、その青い色がなんとも深みを帯びたシックな色で、秋を感じるこの時期によりふさわしく感じられました。

 

青は内面に向かって輝く魂の色

 

空の青さも、朝顔の青も、内面に向かって輝いているよう。

 

「秋」の魂の暦には、

 

「自己を省察しながら
私は自分を見出す」
とあります。
自分の内面を省みつつ、
本来の自分自身を見出していく・・・
そういう時期なんですね。

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こちらは白い夕顔。

 

夕顔なのに、朝から朝顔と一緒に咲いていました。

黄色の五芒星形が見えます。

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「魂のこよみ」27.10/6~12 高橋巖訳

 

存在の深みに降りていく。

予感と憧れに誘われ

自己を省察しながら

私は自分を見出す。

私は夏の日の贈りものだ。

私は秋の日に萌える芽となり、

魂の熱い力となって働く。

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ちょっぴり、メランコリーになるのは、秋という季節がもたらす「憂鬱質の気分」のせいでしょうか。
葉っぱも、木の実も、大地の方へと、重さの中へと落ちてゆく時期。
とことん、重力を味わい、安らうことが出来る季節なのでしょうね。
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🌟ことのはなプロジェクト初の東京公演を開催します。
これまでの集大成、というと少し大袈裟ですが、

私の人生の中でも大切な「果実」となる予感がします。

どうぞ、多くの方のご参加をお待ちしております。

【ことのはな✳︎東京公演】10/31 金

 

 ▼天地をつなぐ『さすらいのハヤサスラ』~地水火風の旅

http://sousinsya.com/info/6417568

 

▼ことのはなプロジェクト初、東京公演のお知らせ

https://koto-no-hana.net/info/6445811

 

▼FBイベント欄

https://fb.me/e/6GiOHncsn

 

 

2025-06-26 09:09:00

太陽が高みへと昇る夏至の日、言と音で高まるエネルギー✨

◉夏至の日、合宿練習

 

一年で一番、太陽が高みに昇る夏至の日

29日の公演に向けて奏身舎で合宿練習しました。

 

思えば、4月に怪我をして以来、3ヶ月が経とうとしています。

無事、こうして回復し、体が動くこと。

オイリュトミーできること、歌えること。

仲間と共に活動できることのありがたさを噛み締めつつ、練習に励みます。

そう、苦楽を共にできる仲間がいるって、なんて幸せなんでしょう!

心が響き合うと、心の底から喜びが湧いてきますね!

 

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◉写真展示の準備

 

その合間に〈ことのはな活動記録の写真展〉の準備。

 

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実は、映像担当の琥珀 Takeshi Chikakiyoさんが、これまでの練習場面を撮影していて、

瑠璃さんと一緒に、膨大な記録から編集し、まとめて下さっていたのでした!!

 

夏至の6月21日、初めて写真を見せていただき、一部の作品を玄関ホールに、展示してみました。

(当日はもっとたくさん展示する予定とのこと)

練習は、人に見せるためのものではないのですが、

一瞬一瞬の気迫というか、

「音の真実」に全身で迫ろうとしている様子が、写真からも如実に伝わってきたのです。

 

オイリュトミーしている場面、

箏を弾いている場面、

説明している場面、

二人向き合っての稽古場面などなど・・

 

息遣いが聞こえるようなハッとする「真実の瞬間」を捉えたものばかり・・。

 

音楽やオイリュトミーは造形美術と違い、

物質としての作品を残さないので、時間と共に見えなくなってしまうのですが、

活動の「証」を、映像や写真の形で心を込めて残してくださっているのが、

本当に嬉しくて、

心からありがたいと・・・しみじみ思いました。

 

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響きあうことで

自分と他者の存在を実感する

 

◉言葉で名づけることで明らかになること

 

瑠璃さんと一緒に、一つ一つの写真にキャプションをつけていきました。

 

・「弾くことは 聞くこと」

・「動きを通して 音を聴く」

・「聞き知ることは 創造すること」

・・・

 

このように、写真にキャプションをつける過程で、さらに気づきを得たのでした!

 

音を「深く聴くこと」

「音のいのちに触れること」であり、

それは

「創造の源」につながること

 

私がこれまでやってきたこと、今もなおやろうとしていることとは、何なのか?
それがキャプション付の作業を通して、

〈言葉で名づける=namingする〉ことで、ぼんやりしていたイメージがさらに明らかになり、創作意図がはっきりするのでした。

言葉の持つパワーは、やはりすごいですね。

 

私たちは「言葉」を持つことで、大いなる神々の世界から切り離されてしまったのですが、

今度は「言葉」による認識を通して、純粋な思考ができ、

思考を通して改めて、大きな世界に結びつくことができるんです!

音楽のような、非言語領域の芸術も、

言語化することで、理念が明らかになり、確かさが増すことを実感しました。

 

 

◉「ヨハネ讃歌」・・言葉で堕落した人間が、

     再び「言葉による認識」を通して 浄化される!

 

夏至の頃、洗礼者ヨハネは誕生しました。

イエス・キリストが生まれる半年前です。

その聖ヨハネを讃える「ヨハネ讃歌」の歌詞は、誰もが知っている音階名

「ドレミ・・」の由来となっていますが、

 

その意味を、わかりやすく意訳すると、以下のようになります。(渋谷の解釈です)

 

言葉を持つことで、堕落してしまった私たちは、

今度は「言葉による認識」を通して、浄化され、

純粋思考によって、改めて、高みへと昇り、

大いなる世界に結びつくことができる

 

 

言葉=音楽 に置き換えても良いでしょう。

音楽は、神が人間だけに与えた、美しい響きの言葉なのです。

その音楽は、私たちに「宇宙感情」をもたらし、

日常的な感情から、引き上げてくれるのです。

 

6月29日の〈ことのはな〉第2弾の公演とWSは、

まさに響きを通して、大いなる世界につながるイベントです。

 

皆様のご参加を、一同、こころよりお待ちしております。

 

 

琥珀さん撮影による、活動の写真展示は

6月29日のことのはなイベントにて、奏身舎玄関ホールにて展示しています。

どうぞお楽しみに!

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

▼あめつちをみたす いのちのうた〜14時から

https://fb.me/e/5EMOXbC6H

 

http://koto-no-hana.net/info/6278885

 

 

 

親子向けプログラム 

▼響きあう音といのち 〜12時から

https://fb.me/e/3inNXdhcT

 

http://koto-no-hana.net/info/6278901

 

▼ことのはなwebsite

http://koto-no-hana.net

 

▼〈ことのはな告知動画〉

https://youtu.be/YbRiWEOA9fM

 

▼ことのはなプロジェクト動画

「さすらいのハヤサスラ地水火風の旅」より「地」3/23奏身舎にて

https://youtu.be/kkwCC-Nv4pQ?si=mWNBbLmSZfERlJGv

 

▼ことのはなプロジェクト紹介動画

https://youtu.be/s5Dw565ZO-M

 

2025-06-18 18:11:00

聴覚と触覚、発音体感における一致〜ほんものに触れることの大切さ

●触覚(ふれること)とは?

〜世界に出会い、自分に目覚めること

 

幼い子どもたちとのオイリュトミーの時間に気づいた大切なこと、お伝えしたいことを折に触れてお伝えしていこうと思います。

 

  ♪おてぶしてぶし、手ぶしのなかに♪~

 

わらべうたを口ずさみながら、

小さな手に握っているのは、ドングリ(太っちょ、やせっぽち、穴あき)、貝殻、小さな水晶、おはじき・・・。どれも皆、手触りが違います。

自分の周りの世界に、子どもは触覚を通して出会っていきます。

特に触れることをとおして、少しずつ目覚め、自分の体を意識することができるのです。

 

だから幼児期には、ほんものに触れることがとっても大切。

まがいものは避けたいものですね。

高価である必要はありません。質を優先したいものです。

 

幼い子どもたちの脳は、五官で受け取った感性情報を丸ごと刻印してできていくからです。

自然素材のもので遊ぶのと、

プラスチックの遊具で遊ぶのでは触覚の成長において、大きな違いが出ることでしょう。

 

ツルツル、ざらざら、スベスベ、ツンツン尖っていたり,ふんわりやわらかかったり、

暖かい、冷たい・・触れることで幼い子はいろんなことを体験します。

 

●聴覚と触覚、発音体感の一致

 

面白いのは、ザラザラ、すべすべなどの擬音が、耳に入る時の聴覚の感覚と、触覚の感覚が感じることは、一致していることです。

 

柿、栗、胡桃、などの堅い果実の名前は、発声するときは、筋肉を硬くして発声します

そして堅い響きが聞こえますね。

もも、ぶどう、バナナ、などの柔らかい果実の名は、発声するときに、唇を使ったやわらかな音声で発声し

その響きは、甘く柔らかく聞こえませんか?

 

言葉を動くオイリュトミーは、聴覚と触覚、視覚、運動感覚などを「発音体感」を通して、統合する身体芸術と言えるでしょう。

だから、目に見えない言葉の生命が実感できるのです。

 

●触れることで離れ、意識の光を宿す

 

お母さんの腕にだかれている赤ちゃんは、まだ、自分を取り巻く世界と一体になってまどろんでいます。

でも、自分で這い這いができ、立って歩けるようになり、いろんなものに触れることで、一体だった大きな世界から、少しずつ離れ、目覚め、やがて“私”という自己意識を三歳頃に持つことができます。

この意識の輝きこそ、かけがえのない光。

この意識の光が、まっすぐ、たくましく育ち、自分を支えられる精神の光の柱となるように、教育をとおして、20年近くの歳月をかけて、「人に成る」のです!

 (動物はすぐ、大人になります。人間だけがゆっくりと成長するんですね。この「ゆっくり」にも意味があります)

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先日、オイリュトミーにきたお子さんが、玄関ホールの窓辺に下がっている「クリスタルボール」をもう一回見たいと、

再び戻ってきました。

(クリスタルボールはお日様の光を浴びてキラキラ光り、室内のあちこちに虹がきらめいています!

きらめく虹の子どもは、あちこちでゆらゆらゆれて、まるで遊んでいるようです。)

大人は気づかなかったのに、幼い子は、ちゃんと美しく輝く小さなものに気がついていたのでした。

幼児たちは、ほんとうに大切なことを、実は大人よりもちゃんと知っているんですね!

 

「触れ合いとは 別れであり、再会である。」

ノヴァーリス

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

♪わらべうたで、あ そ ぼ♪

 

おてぶしてぶし てぶしのなかに

へびのなまやけ、かえるのさしみ、

いっちょばこやるから 

まるめておくれ、

いーやよ

 

オイリュトミーの時間には

ほんものの美しい響きの楽器や

自然の素材でできた小物を使います。

 

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 光がいっぱいの奏身舎の玄関ホール 

▼奏身舎での幼児親子オイリュトミークラスについてはこちらを

http://sousinsya.com/menu/1038101 

       

*・゜゚・*:.。..。.:*・🌟お知らせ🌟・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

奏身舎では

〈ことのはなプロジェクト〉第2弾として

6月29日に 公演「あめつちをみたす いのちのうた」を開催します。

あらゆるものに浸透する「音の響き」を

オイリュトミーや箏、歌、タムタム、グロッケン、笛

さまざまな響きで体験していただけたらと思います。


今回特別に
親子向けプログラムもご用意しました。(限定20組まで)

笛と箏、鈴のアンサンブル、

珍しい二十五絃の箏に触れ、奏でることもできますよ!

▼親子向けプログラム
「響きあう音と命」12時〜

http://koto-no-hana.net/info/6278901


問合/申込:
〈奏身舎〉 ✳︎  nasu.sousinsya@gmail.com    
〈ことのはなプロジェクト〉✳︎ info@koto-no-hana.net

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🌟告知動画を作成しましたので、ぜひご覧下さい。

▼〈ことのはな告知動画〉できました!
https://youtu.be/YbRiWEOA9fM




▼本公演「あめつちをみたす いのちのうた」14時〜
http://koto-no-hana.net/info/6278885

 

 

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2025.10.27 Monday