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🍎「りんごロウソク」 ❄️「冬至合宿」での奇跡の出会い
◉「まだ間に合いますか?」・・ある母親からの電話
4年前、あるお母さんからこんなお問合せをいただきました。
「うちの息子は高校生です。りんごロウソクに参加したいのですが、今からでも、間に合いますか?」
その親子は母子家庭で、母は、息子に豊かな体験をさせてあげられなかった、
今からでも、まだ間に合うなら、ほんものを体験させてあげたいのだと、私におっしゃるのです。
そして親子向け「りんごロウソクのクリスマス会」(ウィンタースクール)に宿泊付きで申し込まれ、さらに、
大人向けの「冬至合宿」にも親子で参加されたのでした!
何と熱心な方だろう、と驚きながらも、そのお母さんの気持ちが、痛いほどこちらにまで伝わってきたのでした。
◉二つのイベントでの出会い
ウィンタースクールでは、幼い子向けのりんごロウソクだけではなく、その生徒のために、
高学年向けのグラスハープ体験も用意し、男子高校生は小学生たちをリードし、
ミニコンサートで美しい音のハーモニーを率先して奏でてくれたのでした。
また、冬至合宿では、大人たちに混じって参加し
ピアノでの音楽オイリュトミー体験がとても気に入ったようでした。
休み時間には、「薪割り」体験にもチャレンジ、
最初へっぴりごしだった彼も、次第に上手になり、
たまたま、参加者に、若い高校の先生がおり、
現役高校生の彼を、先生らしく励ましながら、傍で見守ってくれました!
周囲の大人たちも、あたたかな声援を送り続け、見事、高校生は斧で薪を割ることが出来ました!
二人は赤の他人ですが、
熱血漢の先生が、生徒を熱く励ます、
まるで青春ドラマの一コマのような場面が、実際起こっていました。
見ている私たちも胸が熱くなるような光景が、今でも脳裏に焼き付いています。
◉3年後届いた嬉しい知らせ
それから3年たち、嬉しい知らせが届きました。
彼は、一浪を経て、希望する大学に合格したのです。
見事、不登校を乗り越え、数学と音楽を愛する青年に成長していました。
しかも、母子家庭の子に数学を教えるボランティアもしているとのこと!
かつての自分のような生徒たちを、今度は導く側に成長していたのでした!
◉りんごロウソクと冬至合宿を機に、変容した少年
後日、彼のお母さんは、私の教育芸術講座を受講され、そこで聞いた話です。
りんごロウソクに申し込んだその当時は、
高校生の息子さんは、不登校気味で、ゲーム漬けの毎日を送っていたそうです。
何とか、ゲーム漬けの生活から抜け出してほしい、本物に出会ってほしい、と母は願い続け、
ネットで辿り着いたのが「りんごロウソク」だったとか。
高校生が変わることができたのは、
「りんごロウソク」と、「冬至合宿」のおかげだと、その方からとても感謝されました。
「あれ以来、息子は変わったんです。
まず、やりたいもの、好きなものが見つかり、
それが「数学」と「音楽」でした。
あのとき、奏身舎で体験させてもらって、本当に良かったです!」
アドヴェント〜冬至の頃の出会いが、彼を大きく変えたと母親は語りました。
◉人は出会いによって変わる
「アドヴェント」とはイエスの生誕、新しい光の誕生を待ち望むこと。
「冬至」とは、一年の転換点です。
闇から光へ
冬から春へ
りんごロウソクの渦巻きが物語るように、
内から外への切り替わりの時期。
その頃に出会った高校生が、それを機に、大きく変わることができた。
彼の中に、新しい光が灯ったのでしょうか。
もちろん、彼自身も心の中で「本当の自分に出会いたい、変わりたい!」と願っていたのでしょう。
出会いとは不思議なもの。
このエピソードが物語るものは、
求めていれば、本当の出会いに必ず出会えること。
そして、出会いは、遅すぎるということはない。
出会ったタイミングが、その子にとって一番ベストなタイミングなのだと思います。
今年もりんごロウソク、冬至合宿で、どんな出会いがあるのでしょうか。
皆様のご参加、お待ちしております。
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2025年度冬の催し
🍎りんごロウソクのクリスマス ご案内🎄12/13~14
(14日がりんごロウソク。宿泊付き参加は13〜14)
http://sousinsya.com/info/6470552
❄️冬至オイリュトミー1日コース. 12/21(日曜)
魂のこよみ33.「私の魂の関わりがなければ世界は虚しい」
音楽に潜む魔法の力「インターヴァル」冬至合宿2025年
「文字では伝えることのできないものがある」
だからこそ、歌や音楽があります。
音に潜む魔法の力は「聖なる宇宙の言葉」と言えるでしょう。
意味による説明ではなく、リズムと響き、韻律ー音楽的なるものこそがダイレクトに心の扉を開くのです。
今回の冬至合宿では、「音楽」の中でも、特に、感情を動かす「インターヴァル」に焦点を当てた講座です。
冬至の光が差し込む、響きの空間「那須・奏身舎」で
音楽のインターヴァルを通して 「聖なる宇宙の言葉」を体験しませんか!
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◉音楽作品
・バッハ「主よ人の望みの喜びよ」 ・・・冬至の光の中での歩行
・田中カレン「星のどうぶつたち」・・・星座をテーマにした曲
・モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」・・モーツァルト晩年、46小節の珠玉の傑作。
・ビバルディ「四季」より『冬』・・・・・音階とインターヴァルを応用して体験。
◉様々なインターヴァル体験を講義と実技で学ぶ
音楽は「宇宙の雛形」であり、「宇宙感情」をもたらし、「音声の中に人間がある」と、シュタイナーは語っています。
音と音との間にある響きを「インターヴァル」として捉え、オイリュトミーで動くことで
頭のみでは捉えられない、ダイレクトな感情体験が生まれます。体験と認識が結びつき、
深い学びが得られるでしょう。初めての方も、音階の基礎から丁寧に体験しますので、大丈夫です。
・人間の骨格とインターヴァル
・宇宙進化とインターヴァル
・子どもの成長とインターヴァル
・母音とインターヴァルの照応
・音楽のTAOのインターヴァル体験
◉参考文献:
シュタイナーコレクション(筑摩書房/高橋巖訳)
「芸術の贈り物」「内面への旅」「照応する宇宙」「イエスを語る」より
・音楽的なものの本質
・色と音の世界を道徳的に体験する
・音と言葉の由来
・理性界と聞き知ること
・昼の星座と夜の星座の働き
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❄️2025 オイリュトミー 冬至 合宿❄️
✨聖なる宇宙の言葉✨
12/20(土曜)〜21(日曜)
ー響きの空間、那須・奏身舎にてー
詳細はこちらを
▼オイリュトミー冬至合宿「聖なる宇宙の言葉」 12/20〜21
http://sousinsya.com/info/6470610
▼FBイベント欄
https://fb.me/e/3NxoU6jY8
冬至の光に満たされた奏身舎のホール
神聖な気分で
闇から光への転換を体験しましょう。
〈12星座のオイリュトミーフィギュアー〉
今回は
「昼の7星座」と「夜の5星座」の意味と働きについて 解説します。
第5後アトランティス文化期に生きる
私たちにとって必要な魂の糧とは?
魂のこよみ29.「夏の遺産、秋の平静、冬の希望」
これまでの人生を振り返ると、多くの良き出会いに恵まれていたことに気づきます。
感謝してもしたりないほど。
出会いそのものを用意したのは、自分自身というよりも、大きな宇宙の計らいの力であるように感じます。
けれど、そこに「意味」を見出すかどうかは、
「自分自身」の「思考」がどう関わるかによる。
わたしは、どうして出会ったのか。
どのように感じたのか。
これからどこへ向かおうとしているのか。
内省しつつ問いかけると、一貫した主観を超えたものが感じられ、自分を導こうとしているのが見えてきます。
◉夏の遺産、秋の平静、冬の希望
過去である、夏
現在の季節、秋
そしてこれから向かう、冬
秋のこの時期は
過去、現在、未来の3つの景色を眺めることのできる時期なのでしょうか。
私たちの自我は、どちらにも向かうことができます!
「今、この時」を中心に、過ぎた過去も、これからやってくる未来も
視野に入れて生きていく。
いま、この時を100パーセント生きるには、
過去に体験したものを確かな「土台」となり、
これからやってくる未来を「希望」として
受け止められることが大切なのかもしれません。
宇宙とはなんなのでしょうか?
太陽や、月、星々が運行しているところ。
そして、宇宙とは、神性、創造神、万物を創造する指導理性。
◉音楽は「宇宙感情」をもたらす
そうシュタイナーは語っています。
例えば、バッハの音楽がまさにそうですね。
どんなに小品でも、バッハの曲は、時代を超え、心の奥深くに届き、背骨をまっすぐにしてくれるような力があります。
音楽は、感情の主体であるアストラル体に大きな影響を与えます。
シュタイナー教育においても音楽は大切な土台となっています。
目に見えない音の芸術である、音楽は意識の表面を貫き、
無意識層にまで影響を及ぼし、
私たちの心や精神に 光を与えてくれるのです。
「音は形成する力」をテーマに公演開催します!
天地をつなぐ『さすらいのハヤサスラ』~地水火風の旅~
10/31小金井宮地楽器ホールにて
音楽療法で用いられる響きの楽器も使用し、歌、オイリュトミー、
豊かないのちの響きの世界を目指します。
<オイリュトミー × 二十五絃箏 × 映像> によるコラボ創作物語
始まりは、即興演奏、そして宇宙的な母音の歌から紡がれます。
流浪の女神、サスラと一緒に地水火風の世界を旅しましょう!
親子向けの小公演もありますよ!
▼FBイベント欄
▼天地をつなぐ『さすらいのハヤサスラ』~地水火風の旅
http://sousinsya.com/info/6417568
▼親子向けプログラム「響きあう音といのち」
http://sousinsya.com/info/6470040
▼ことのはなプロジェクトwebsite
東京公演のお知らせ
魂のこよみ28「願いは成就し、失われた希望が羽ばたく」
◉力がめぐる秋
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力がめぐってくるのだ。
その力のことを 秋と 名づけてもいい。
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八木重吉の詩のように万物の力がめぐる秋ー
夏の陽射しで熟した果実を実らせ、
冬に向け、色づく葉を枝から大地に落とし、
春に再び蘇る力を 内に蓄える「秋」
しみじみと良い季節がやってきました。秋を深く味わいたいものです。
奏身舎では栗の収穫が終わり、
渋柿をもいで、干し柿にしています。
軒下には干し柿を吊るし、少しずつ増えています。
奏身舎の看板横の柿の木は、亡き父が植えてくれたもの。
まだ、建物が建っていない山林の土地に、一番最初に植えた苗です。
スコップで一生懸命に大きな穴を掘り、汗をかきかき、
苗を植えてくれたことを懐しく思い出します。
小さな苗が、今では大きな柿の木に成長し、たわわに実を実らせています!
父はどんなことを願い、柿を植えてくれたのでしょう。
お陰様で、いま、奏身舎には、子どもから大人、ハンディある方たちも
たくさん多様な方が訪れてくださるようになり、
豊かな響きあいの場に成長しました!
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
◉実りの秋の「魂のこよみ」三週間
毎週ごとに、シュタイナー「魂のこよみ」を読んでいるのですが、
26週『ミカエルの情景』
27週『秋』 そして、
28週
これら3週を続けて読むと、
秋のもたらす確かな力が実感でき、とても励まされるのです。
魂のこよみ「27週」はこちらをご覧ください。
↓↓
28週では、秋が深まると同時に、私たちの魂の力もより強く成長し、
希望に満ちた言葉となっています!
*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*
シュタイナー「魂のこよみ」 28週
高橋巖 訳
再び力が湧いてくる。
内部に存在の広がりを感じる。
心の太陽から力強く 思想の光が輝く
その光は 人生の謎を解明するに違いない。
さまざまな願いは成就し、
失われた希望が羽ばたく。
*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*
「めぐるいのちの物語
天地をつなぐ物語」
命がめぐる、深まる秋にふさわしいテーマでもあります。
6月29日の那須・奏身舎での公演から、
秋になりさらに進化した舞台となっています。
ぜひ多くの方にご覧いただけますように!!
《オイリュトミー ✖ 二十五絃箏 ✖ 映像》
天地をつなぐ『さすらいのハヤサスラ』〜地水火風の旅
*10/31(金)小金井市宮地楽器ホールにて
・17時〜親子向け小公演「響きあう音といのち」




















