那須 ・ 奏身舎

オイリュトミーホール 那須 ・ 奏身舎(そうしんしゃ)へようこそ

ブログ

2024-11-24 17:07:00

「病気から健康へのプロセス」をオイリュトミーで体験❄️冬至合宿12/21~22

◉人はなぜ、病むのでしょうか?

痛みや苦しみ・・・病気になることの意味は、一体あるのでしょうか・・・?

苦しみ、悲しみ病み衰えること・・それらは「ネガティブなもの」「悪いもの」と言われています。

どちらかというと、できれば避けて通りたいもの・・ではないでしょうか。

しかし、人が本当に成長するためには、悪や病、苦しみと向き合うことが、やはり必要なのです。


そんな「病気から健康へのプロセス」をオイリュトミーで体験し、背後にある深い叡智を学びたいと思います。

 

◉ペルトー「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」

 アリヌーシュカという少女が、徐々に病気から健康へと回復していく過程。

それが音楽で表現されているのが、アルヴォー・ペルトー作曲「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」です。

moll(短調)からDur(長調)へと転換するメロディーや、繰り返されるリズムによって、

病気で弱っていた少女のが、次第に健康に輝き、生命力に溢れていく様子を、オイリュトミーで体験します。

シンプルな繰り返しの中で、次第に健やかに変容してゆくプロセスを体験することで、内なる喜びと感動を覚えることでしょう。

 

短三度、長三度のインターヴァル

 病気から健康へ、悲しみから喜びへ・・

この体験をもたらす秘密は、短三度、長三度のインターヴァルにあります。

たった半音違うだけで、三度は、喜びと悲しみの両極が表現できる、不思議な性質を持っています。

それを表現可能にするのは、人体の骨格、腕の骨の仕組みにあります。

人間の腕には橈骨、尺骨と二つの骨が交差するように存在し、どちらを使うかで、外へ押したり、内へ引いたりという動きができるのです!

短三度、長三度の違いをオイリュトミーの動きで骨格と共に感じてみましょう! 

 

◉人体は音楽的にできている! 

人間の体が、いかに音楽的にできているのか・・・本当に驚くばかり。

オイリュトミーで丁寧に味わってみませんか!

そして、病気から健康へと癒やされていく過程を、音楽オイリュトミーを通して、美しく芸術的に体験しましょう!

きっと、音楽を通して、あなたの心も健やかに晴れやかに解放されることでしょう。

 

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  mollのオイリュトミーフィギュア

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    durのオイリュトミーフィギュア

 

 「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」

You Tubeで演奏しているのは10歳のピアニストさん!

   ↓

https://www.youtube.com/watch?v=D71F0gMCRLU


オイリュトミー公演「薔薇の波紋」2014年11月30日奏身舎 5周年記念公演より
 
https://www.youtube.com/watch?v=Dl3TysbDCsw
 20:00〜「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」 

 IMG_3217.jpeg

 

闇から光へ、内から外へ

均衡をもたらす母音Iのフィギュア

2025.02.05 Wednesday