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「病気から健康へのプロセス」をオイリュトミーで体験❄️冬至合宿12/21~22
◉人はなぜ、病むのでしょうか?
痛みや苦しみ・・・病気になることの意味は、一体あるのでしょうか・・・?
苦しみ、悲しみ、病み衰えること・・それらは「ネガティブなもの」「悪いもの」と言われています。
どちらかというと、できれば避けて通りたいもの・・ではないでしょうか。
しかし、人が本当に成長するためには、悪や病、苦しみと向き合うことが、やはり必要なのです。
そんな「病気から健康へのプロセス」をオイリュトミーで体験し、背後にある深い叡智を学びたいと思います。
◉ペルトー「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」
アリヌーシュカという少女が、徐々に病気から健康へと回復していく過程。
それが音楽で表現されているのが、アルヴォー・ペルトー作曲「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」です。
moll(短調)からDur(長調)へと転換するメロディーや、繰り返されるリズムによって、
病気で弱っていた少女のが、次第に健康に輝き、生命力に溢れていく様子を、オイリュトミーで体験します。
シンプルな繰り返しの中で、次第に健やかに変容してゆくプロセスを体験することで、内なる喜びと感動を覚えることでしょう。
◉短三度、長三度のインターヴァル
病気から健康へ、悲しみから喜びへ・・
この体験をもたらす秘密は、短三度、長三度のインターヴァルにあります。
たった半音違うだけで、三度は、喜びと悲しみの両極が表現できる、不思議な性質を持っています。
それを表現可能にするのは、人体の骨格、腕の骨の仕組みにあります。
人間の腕には橈骨、尺骨と二つの骨が交差するように存在し、どちらを使うかで、外へ押したり、内へ引いたりという動きができるのです!
短三度、長三度の違いをオイリュトミーの動きで骨格と共に感じてみましょう!
◉人体は音楽的にできている!
人間の体が、いかに音楽的にできているのか・・・本当に驚くばかり。
オイリュトミーで丁寧に味わってみませんか!
そして、病気から健康へと癒やされていく過程を、音楽オイリュトミーを通して、美しく芸術的に体験しましょう!
きっと、音楽を通して、あなたの心も健やかに晴れやかに解放されることでしょう。
mollのオイリュトミーフィギュア
durのオイリュトミーフィギュア
▼「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」
You Tubeで演奏しているのは10歳のピアニストさん!
↓
https://www.youtube.com/watch?v=D71F0gMCRLU
▼オイリュトミー公演「薔薇の波紋」2014年11月30日奏身舎 5周年記念公演より
https://www.youtube.com/watch?v=Dl3TysbDCsw
20:00〜「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」
闇から光へ、内から外へ
均衡をもたらす母音Iのフィギュア