那須 ・ 奏身舎

オイリュトミーホール 那須 ・ 奏身舎(そうしんしゃ)へようこそ

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2024-12-29 19:57:00

2024冬至合宿【宇宙の冬、新たなる夜明け】終了!新たな出発へのエネルギーに✨

❄️2024年冬至合宿、無事終了しました!

 

冬至の輝かしい陽光を拝し、一足早くお正月を迎えたような気分です。☺️

もうすぐ、新しい年を迎えますが、

合宿のことを今一度振り返り、新しい年へ出発するエネルギーにしたいと思います。

 

 

 

冬至の翌日の朝日

金色のスポットライトを浴びエネルギー充電!

 


22日朝は室井千絵子さんのマクロビ朝食。

体に良い食事を美味しくいただきました。

 

◉今回のテーマは【宇宙の冬、新たなる夜明け】

内から外へ創造の新たな始まり転換点を、「音・色・形」で体験することでした。

冬至が転換点であるということは、知識として知っていても、

心と体で深く感じ、芸術的に体験してもらいたいというのが狙いです。

 

普段の私たちは、ほんの一部分だけ、上部の感覚や感情しか使っていません。

それをオイリュトミーでは、全部まるごと使い、しっかり血肉にするのです!

 

 

◉内から外へ 

  〜治癒へのプロセスを芸術的に体験

 

オイリュトミーや言葉のワークを通して、頭・心・体まるごと使い、

かつ、講義で認識すると単なる知識も、腑に落ちるものになります。

 

冬至合宿では、内なる光を外へともたらすことを、りんごロウソクや、シュタイナーの言葉、バッハ、ペルトーの音楽など、いろんな角度からオイリュトミーで動き、体験していただきました。

それは、本当の治癒へのプロセスでもありました。

 

「音楽は宇宙感情をもたらす」シュタイナー

 

「宇宙感情」とは、日常的な澱んだ状態から私たちを高みへと、引き上げてくれる感情です。

そこでは、大いなる世界と出会い、真っ直ぐ立ち、歩むための、本来の力を得ることができます。

バッハの音楽には、目に見えない「光」が感じられるようです。

個人的なものを超えた、普遍性、永遠性の体験があるからでしょうか。

 

 

◉バッハ「ピアノコンチェルト」

   歩行と調和の8

ピアノコンチェルトでは、

オイリュトミーが全く初めての方もいましたが、音楽の魔法の力によって、素晴らしい歩行練習ができました。

編曲は、ピアニストでもあるウィルヘルム・ケンプによるもの。

‘アルベルト・シュヴァイツァーのために’ と楽譜に記してあります。

密林の聖者と呼ばれたシュヴァイツァーは、バッハ研究家でオルガン奏者でした。

30歳の頃、アフリカでの医療伝導を志し、オルガニストから医学へ転向、学び修めてからアコンゴのランバレネに病院を建て、医療活動に従事します。

彼の尊い志を支えたのは、バッハの音楽だったと言われています。

この曲は、ケンプからバッハへ贈られた、音楽の贈り物なのでしょうか。

 

この音楽の後に、シュタイナーの瞑想の言葉をオイリュトミーで練習しました。

 

 

・バッハ作曲/ケンプ編曲「ピアノコンチェルト」

    歩行と調和の8の練習 

 ・シュタイナー「瞑想の言葉」・・渋谷によるオイリュトミーのための意訳  

 

 

朝の光の中

バッハ「主人の望みの喜びよ」での光の歩行

 

 

     大石凝真素美の言葉を朝日の中で朗唱 

 

今回、音楽オイリュトミーでは、

病気から健康へと回復する過程をペルトー「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」

で体験していただきました。

 

悲しみのmollから、喜びのDurへのプロセスでは、

「悲しみ」〈魂の仕草〉⇨悲しい調べの「短調/ moll 」体験が、とても印象深くしっくりきたという感想を伺いました。

カタチを取ることで、より見えない感情や概念が掴みやすくなるのですね。

そして、

重い悲しみを経てこそ、喜びや健康的な明るい気分が喜ばしく輝くように体験できるのを改めて感じました。

 

 

ペルトー「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」moll練習

ペルトー「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」Durl練習

 

内から外へ 8の字から調和の8への変容をアベマリアで体験

 

 

 

🌟参加者からのご感想🌟

 

冬至合宿ではお世話になりました。

今年の冬至合宿に参加できて本当によかったです。

ずっとずっと奏身舎を知ってから行きたかったのが

やっと叶いました。

それがジャストの冬至の日。

冬至を超えたあの朝陽の光の輝き。

自分の中に焼き付けました。

これから何かあった時、あの光を思い出します。

 

◉プログラムにも光や希望、

探していたものがいっぱいありました。

 

毎年の冬至合宿に

いや出来れば毎月通いたいです♪

 

◉今回の体験で得たものを

行動に移して

これからの日々を過ごせしていけば

交通費を気にせずに通えるようになるかもしれない!

と真善美の日々の実践を

1歩1歩やっていきたいと思います。

 

◉素敵な時間を過ごさせてくださり

ありがとうございました。

 

またまたお会いできる時を

楽しみにしています。

 

 

メリークリスマス!

冬至合宿ありがとうございました。

なんて充実した、

エネルギーをいただいた時間だったんだろう、

と思い返しています。

日曜クラスも参加したいです!

 

 

 

◉勇気と力を得た合宿体験

今回の合宿を通して、新たなる段階へ、内から外へと、一歩踏み出す勇気と力を私自身が得ることができたことを深く感謝しています。

 

オイリュトミー初めての方から、専門的に4年間学んだ方、合宿リピーターの方、

遠方よりご参加いただき、本当にありがとうございました。

 

ピアニストの菅沼さん、また、お弁当では、利根川さん、室井さんに大変お世話になりました。お天気にも恵まれ、奏身舎設立から15年目に相応しい合宿となりました。

 

奏身舎では、夏・冬の合宿以外に、積み重ね、繰り返し学べる定期クラスを開講しています。

 

◉「オイリュトミー=美しい調和」

  〜叡智と命を満たす身体芸術

 

体は「楽器」です。

何度も練習し積み重ねることで、心と体が「うつわ」となり、

言葉の叡智と命を満たしてゆくのです。

 

糧となる言葉、瑞々しい音の響きで「美しい調和」をこのカラダに満たし、

大いなるものとつながって、豊かな人生を創造してゆきましょう!

 

「オイリュトミー=美しい調和」

積み重ねて学びたい方は、どうぞ定期クラスへもご参加ください。

基礎から応用まで

初心者から経験者まで、丁寧に学ぶことができます。

 

 

〜〜〜〜〜〜

*日曜クラス:次回は1/12, 原則第1日曜 午前基礎、午後応用

 

*水曜クラス:次回は1/15,29 午後、月2回(1回受講も可能)

 

 

〜豊かな自然に恵まれた、響きの空間〜    

那須・奏身舎【大人芸術クラス】

 

 ▼水曜クラス 月2回 第2・4水曜 13時〜15時 

次回は、2025年1月15日、29日です。 

http://sousinsya.com/menu/1036347 

 

▼日曜クラス 月1回  次回は 2025年1月12日  

基礎:10時〜12時  応用:13時〜15時 

http://sousinsya.com/menu/1042081 

 

 

〜宇都宮で17年間続いているクラス〜 

 ▼宇都宮オイリュトミークラス「ひばりの会」     

 日時:月1回 月曜日 

基礎: 9時半~11時半   応用 :  12時半~14時        

会場:    宇都宮市 河内地区市民センター (宇都宮線岡本駅付近)  

お問合 : hibari_no_kai@yahoo.co.jp

http://sousinsya.com/menu/1038152 

 

⭐︎遠方の方は、那須塩原駅、岡本駅からの送迎も可能です。  

あらかじめご予約下さい。

 ・゜゚・*:.。..。.:*:.。. .。.:*・゜゚・ 

 

🌟お知らせ:

 2025年3月23日午後【第20回 合同オイリュトミー発表会】予定‼️ 

詳細は後ほどupします。

 

2024-12-06 14:03:00

【魂のこよみ】「冬」「聖夜の気分」〜内面に響く聖なる言葉をオイリュトミーで動く

アドヴェントガーデンに差し込む冬至の光 in 奏身舎

 冬至合宿用に、やわらかな日本語のリズムで訳してみました。
 🌟【魂の暦】37週「冬」  

                 意訳/渋谷智栄子.  
宇宙の冬の その夜に  

霊の光をもたらすために
 祝福をうけ、私は願う。

魂の ちいさな種の輝きが 

宇宙のそこの根底に 
 根づくことができますように。

そして神の み言葉が 
 感覚の 暗い闇のさなかでも
すべての存在 つらぬいて 
 ひびきとなりて 

輝くように。

 

 

🌟【魂の暦】38週「聖夜の気分」 

                  訳/高橋巌(1984年版)

魔法がとかれたように

私は魂の胎内に

子なる霊を感じる。

明るくなった心の中に

聖なる宇宙の言葉が

希望に満ちた天の果実をみのらせる。

その果実は私の存在の神的根底から

宇宙の果てにまで歓びの声をひびかせる。

 

 

冬至の朝の光はどこか歓びに満ちています。

その頃、御子イエスは誕生し、

イエスの誕生とともに、自分自身の内面に新たな自分が生まれるのを感じる・・・

とても祝祭的な喜びに満ちた言葉が、美しい鐘の音のように響きます。

まさに聖夜にふさわしい気分ですね。

 

「魂の暦」は、大宇宙と小宇宙である人間の魂が、一週間ごとに照応するように、シュタイナーが書きしるしたもの。詩のような言葉が、季節の推移とともに心に直接語りかけてくれます。

自分の心の内奥を通して大きな宇宙と出会う。そのための瞑想の言葉と言えましょう。

魂の暦を読んでいると、不思議と心の奥で秘かに感じていたことに出会い、ハッとすることがあります。

宇宙と出会う=自分と出会う

内面への旅が、遠く果てしない宇宙に通じている。

シュタイナーの語る「宇宙」とは、内面の宇宙、精神世界のことなのです。

魂のこよみは、本当の自分と出会うための瞑想の書、ともいえるでしょう。

それを冬至合宿ではオイリュトミーで母音子音の響きを体に満たして、動きます。

内面に響く聖なる言葉を、

からだ全てを鼓膜にして、響かせましょう!

 

【告知】オイリュトミー冬至合宿ご案内 
http://sousinsya.com/info/5948079

 

▼「病気から健康へのプロセス」をオイリュトミーで体験❄️冬至合宿12/21~22
http://sousinsya.com/diary/142616


❄️闇が極まる冬至に体験する‘新たなる夜明け’
http://sousinsya.com/diary/category/1257012

 

🍎「りんごロウソク」❄️「冬至合宿」での奇跡の出会い

http://sousinsya.com/diary/136199

 

🌟お申し込みは↓

nasu.sousinsya@gmail.com

 

2024-11-24 17:07:00

「病気から健康へのプロセス」をオイリュトミーで体験❄️冬至合宿12/21~22

◉人はなぜ、病むのでしょうか?

痛みや苦しみ・・・病気になることの意味は、一体あるのでしょうか・・・?

苦しみ、悲しみ病み衰えること・・それらは「ネガティブなもの」「悪いもの」と言われています。

どちらかというと、できれば避けて通りたいもの・・ではないでしょうか。

しかし、人が本当に成長するためには、悪や病、苦しみと向き合うことが、やはり必要なのです。


そんな「病気から健康へのプロセス」をオイリュトミーで体験し、背後にある深い叡智を学びたいと思います。

 

◉ペルトー「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」

 アリヌーシュカという少女が、徐々に病気から健康へと回復していく過程。

それが音楽で表現されているのが、アルヴォー・ペルトー作曲「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」です。

moll(短調)からDur(長調)へと転換するメロディーや、繰り返されるリズムによって、

病気で弱っていた少女のが、次第に健康に輝き、生命力に溢れていく様子を、オイリュトミーで体験します。

シンプルな繰り返しの中で、次第に健やかに変容してゆくプロセスを体験することで、内なる喜びと感動を覚えることでしょう。

 

短三度、長三度のインターヴァル

 病気から健康へ、悲しみから喜びへ・・

この体験をもたらす秘密は、短三度、長三度のインターヴァルにあります。

たった半音違うだけで、三度は、喜びと悲しみの両極が表現できる、不思議な性質を持っています。

それを表現可能にするのは、人体の骨格、腕の骨の仕組みにあります。

人間の腕には橈骨、尺骨と二つの骨が交差するように存在し、どちらを使うかで、外へ押したり、内へ引いたりという動きができるのです!

短三度、長三度の違いをオイリュトミーの動きで骨格と共に感じてみましょう! 

 

◉人体は音楽的にできている! 

人間の体が、いかに音楽的にできているのか・・・本当に驚くばかり。

オイリュトミーで丁寧に味わってみませんか!

そして、病気から健康へと癒やされていく過程を、音楽オイリュトミーを通して、美しく芸術的に体験しましょう!

きっと、音楽を通して、あなたの心も健やかに晴れやかに解放されることでしょう。

 

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  mollのオイリュトミーフィギュア

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    durのオイリュトミーフィギュア

 

 「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」

You Tubeで演奏しているのは10歳のピアニストさん!

   ↓

https://www.youtube.com/watch?v=D71F0gMCRLU


オイリュトミー公演「薔薇の波紋」2014年11月30日奏身舎 5周年記念公演より
 
https://www.youtube.com/watch?v=Dl3TysbDCsw
 20:00〜「アリヌーシュカの癒しのための変奏曲」 

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闇から光へ、内から外へ

均衡をもたらす母音Iのフィギュア

2024-11-24 14:05:00

❄️闇が極まる冬至に体験する‘新たなる夜明け’✨

◉闇の中で光を灯す「りんごロウソク」

もうすぐアドベント(待降節)ですね。

冬至に向けて夜が次第に長くなってゆく、寒くて暗い時期は、特別な時期です。

外の世界が暗くなるにつれ、内側の心の中に小さな光が生まれるよう。

そのように、闇の中で光を灯すりんごロウソクのお祭りは、あたたかな希望そのものを感じさせてくれる聖なるセレモニーです。

奏身舎でも毎年、アドベントガーデンをつくり、子どもたちが渦の中に1人ずつ入り、光を灯しています。

 詳しくはこちらを

【告知】りんごロウソクのクリスマス12/14,15

 http://sousinsya.com/info/5956338

 

 

▼「りんごロウソク」「冬至合宿」での奇跡の出会い

http://sousinsya.com/diary/136199

  

 

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闇の中に輝くりんごロウソクの光 

◉一年の新たな始まり「冬至」

かつて冬至は一年の始まりでした。1日で例えるならば、

一番暗い冬至は、真夜中に当たります。

 「真夜中に太陽を観よ❗️」という言葉から始まる、シュタイナーの冬至のマントラは、

‘闇が極まるときこそ、新しい光が生まれる’ことを暗示しています。

夜明け前が一番暗い、と言いますね。

 

🌟シュタイナー「冬至」 高橋巌 訳

 

真夜中に 太陽を観よ。

命のない大地に 石で築け。

日が沈み、死の夜を迎えたなら、

創造の新たな始まり、

朝の若い力を見出せ。

 

高みで 神々の永遠の言葉が開示され、

深みで 平和に満ちた安らぎの場が守られる。

 

暗闇に生きて 太陽を生み出そう。

物質世界にあって 精神の喜びを感じ取ろう!

 

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 冬至の朝、アドベントガーデンに射し込む光

 

 ◉闇から生まれる新たな創造「朝の力」

今、私たちが生きている時代は、至るところで「闇」を感じる時代。 

でも、闇の中からこそ新しい創造が始まる!

夜が明けて、新たな朝の若い力が見出されるというのです。

 

今いる暗闇の冷たい世界から

あなた自身が光源となり、太陽を生み出しなさいと呼びかけています。

 

冷たさ、暗さの中にあるからこそ、

一人一人の「個」が輝く時代が到来しました。

 

物質的な世界の中で、孤独や痛みを感じるからこそ、

精神的な喜びを、心から生き生きと感じ取りましょう!というのです。

活字だけでは伝わらない、このマントラに込められた深い意味を、声に出て発声し、オイリュトミーで動きましょう

すると、言葉の中の響きに潜んでいる「生命形成力=言霊」がこのカラダに満たされるのです。

 

カラダとは実は「聖なるうつわ」

 

そのとき、日常の言葉を超えた「大きなコトバの世界」から、

あなたの聖なるうつわに、自ら癒す力が注がれるのを体験することでしょう。

 

今回の冬至合宿は、闇から光へと至る、癒しのプロセス「病気から健康へ」・・

短3度と長3度の音楽体験や、母音子音による言葉の響きを通して、芸術的に体験します。

あなたの中にある、「自らを癒す力」に出会えますように!

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冬至合宿についてはこちらを

▼【告知】オイリュトミー冬至合宿ご案内 

http://sousinsya.com/info/5948079

 

 

 

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2025.01.16 Thursday