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魂のこよみ6.「狭い自分を乗り越えて 時間と空間の働きの中に蘇るとき」
シュタイナー「魂のこよみ」6週目
狭い自分を乗り越えて
時間と空間の働きの中に蘇るとき
私の自我は宇宙を啓示する者となる。
そのとき宇宙はいたるところで
おのれの姿の真実を
その神的現像を
私のために開示する。
◉「狭い自分」とは?
ー利己的なエゴイズムに駆られた「私」
先週「第5週」のこよみでも、語られていた「狭い自我」。
「狭い自我」の内なる強制を脱して
今新たに 蘇ろうとする」
◉狭い自分を乗り越えるには
他者の存在が必要
しかし、乗り越えよう、と努力してみても
◉高次の進化には、
親密な共同体の意識が必要
「利己的な目的から、霊的発展を求めるものは進歩しない」
シュタイナー「霊視と霊聴」西川隆範訳より抜粋、編集し引用。
一部表現を改めました。
魂のこよみ1.春 「復活祭の気分」
森の山桜
◉山桜の開花🌸
4月1日から奏身舎前の山桜が、一斉に咲き始め、
いよいよ新年度に切り替わったことを実感しています。
4日からは、子どもクラス「那須シュタイナー自然学校」も新たに始まり、
きっとその頃は満開になっていることでしょう。
今年の「復活祭」は、4月5日(日)。
桜の開花は、「いのちの復活」を告げるに相応しいですね。
桜が咲くと、あたり一面の空間が、ふんわりピンクに染まり、やわらかく息づいているのが感じられます。
ちなみに前日4日までが「受難節」。
「受難節」は復活祭前のおよそ40日間で、断食や節制、祈りに力を入れて過ごす時期だとか。
◉受難節の入院・・神様からの贈り物
受難節だから・・と言う訳ではありませんが、
年度末に急性胃腸炎で入院し、絶食と節制の4泊5日を過ごしました。
一年間の疲れが出たのでしょうか。
絶食・点滴治療だったので、
退院して、食べられること、自由に動ける事のありがたさを噛み締めています。
お陰様で十分に休養し、順調に回復しています!
入院中は、読書と内省の時間がたっぷりありました。
いつもは慌ただしいこの時期、エアポケットのような時間を得たことは、
神様から特別な贈り物をいただいたような気がします。
心身ともにリフレッシュして、新年度スタートできそうです!
でもやはり、健康第一ですね!
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いつもの日常の自我(低次の自我、小我)は、この不安定な事態に怯え、
不安を感じているかもしれない。
でも日常の自分を超えた意識で、
遠い所から全体を俯瞰してみると・・・
この不安定な状況も、実はかけがえのない一瞬であり、
永遠に通じるひとときなのだと、感じられてきます。
「霊の存在」とは何でしょうか?
「霊の存在」とは、永遠に属するもの。
散ってしまう花たちにも、
花の形には、変わらぬ法則性が見られるように、
人間の私たちにも
移ろいやすい浮き沈みする感情を超えた、
純粋な、透明な世界に属するものがある。
私たちの自我の本質は、不滅の大きな世界に由来しているのです。
植物を見るとなんだか癒されるのは、
調和のとれた美しさを通して、
普遍的な永遠性が 感じられるからでしょうか。
五芒星の桔梗
◉不確かな世界の先に感じられる
新たな予感
「見える世界」の確かさに比べ、全く「不確か」なものです。
しかし、その先に
何か新しい世界が広がっている予感がしませんか!
この状況で、自分にできることは何か?
現実に可能なことは?
徒に不安に怯え、思考停止になるのではなく、
いま、ここを、しっかり認識しながら、
自分ができることを精一杯、一生懸命に模索し、現実におろしていくこと。
行動していくこと。
そのためにも、
自らの思考を信頼できるものに、高めていきたいと思うのです。
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魂のこよみ48.「この光線の力を結集して心の中に愛を目覚めさせよう」
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魂のこよみ「44週」
👹節分から立春へ
節を分ける、と書くように、節分は季節の始まりの日の前日です。
季節は冬から春へと移ろい、厳しい寒さの中にも春の光を感じます。
Rebirth / 木彫:渋谷智栄子
◉「明るく澄んだ魂」は
「誕生」を想い出す
✨光の質が変わり、私たちの感覚も春めいた新たな刺激を外から受けとると、内なる魂はより明るく澄んでくるようです。
そうした時に、ふと思い起こすのです。
かつての「誕生」を。
なんのために生まれ、いま、生きているのか?
この世での任務、自分に与えられたミッションがなんだったのか、
いま一度、振り返ろうとします。
⭐️肉体の誕生は、この地球で母の胎内から生まれ出た時。
肉体という衣をまといます。
🌟霊の誕生は、肉体の衣を脱ぎ捨て、光の衣をまとう時。
すなわち、「死」を迎え、天へと旅立つとき。
それは人生の総決算でもあり、私たちが生きている間、抱いた様々な思い、思考内容が
死の瞬間に全て解放され、新たな「生」に向けて、蝶のように飛び立つといいます。
🦋片山敏彦は「霊の蝶は飛び立つ」という詩で、その瞬間を美しく表現しています。
霊の蝶は飛び立つ。
神の光の中へ
天體は
明るい顔をしている。
永遠の今
美は、神からの
なぐさめ
片山敏彦「遺稿集」より
かつて「オールソウルズディ」という催しを2015年、2019年、2020年、
那須と仙台で開催しました。
オールソウルズデイ仙台2/22 では、片山敏彦「霊の蝶は飛び立つ・・」を、私がオイリュトミーで動き、ブラームスの「インテルメッツォ」に繋げました。
◉見えない世界を
頭・心・体で動く
✨オイリュトミーには、こうした目に見えない世界を、生身の体で動くことで、
絵空事ではなく、現実にあるものとして実感したり、心でイメージ化することを助けてくれる役割があります。
3次元空間で動く、というのは、心身にリアルな実感をもたらしてくれます。(バーチャルな世界とは真逆ですね)
しかも、『思考・意志・感情』ー人間の魂の力すべてを使うので、自分を支える中心の力が、活性化されるんですね。3点セットで用いることで、
頭でっかちになったり、
意志が暴走したり、
感情に耽溺したりせず、
一つのことに偏らず、バランス良く、大きな調和がもたらされることもオイリュトミーの持つ大きな特徴と言えるでしょう。
◉「混沌とした宇宙生成」をカタチにする
「思考の創造意志」
🌀さて、混沌とした宇宙生成(無限の可能性を秘めた生命の源)の営みに
形(概念)を与えるのは、「思考の働き」
分別という言葉があるように、分ける力のことです。
一人一人の「私」が、
「これまでにない、何かを創りたい!」
「善きものを生み出したい!」と願う「意志の力」を、
無意識レベルから意識にまで高めるときに、
この明るい初春の光は、思考の光とリンクするのでしょうか。
盲目的な意志は、思考によって、明確な目標となるカタチが与えられ、
人生を導くものになるのでしょうか?
そうあってほしいと切に願います❣️
以下の「魂の暦」44週は、イザラ版とちくま文庫の高橋巌先生の訳を、
オイリュトミーをするのに私が一部分変えたものです。
💎シュタイナー「魂の暦」 44週
▼オールソウルズデイ仙台 /神聖なものとして「死」を体験する
https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12577250980.html
▼【オールソウルズデイ那須】「こちらの世界」から「あちらの世界」へ
https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12528046379.html
魂のこよみ 43.「魂の火力が強まる」
冬場、大活躍するホールの薪ストーブ
🔥
本物の火は
私たちの体と心を
あたためてくれる。
熱は、物質と魂の両方にまたがる性質があるのです。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
◉心と体をあたためる火の力
シュタイナー〈魂のこよみ〉43週の言葉は、厳しい冬の最中に読むと、格別、心に響いてきます。
「魂の火力」のところを読むと、常に「魂に熱を絶やさぬようにしたい」・・と思うのです。
それがリアルに感じられるのも、この冬の凍てつく寒さにあってこそ。
思い起こせば21年前の2005年の冬に、初ソロ公演「闇から光へ」を那須と東京で開いたのでした!
まさに、この「 43週の魂のこよみ」を1/30黒磯公演で、
「45週」は、2/13東京の三鷹公演で取り上げました。
◉夢を現実に導いてくれた「魂の火力」
20年前の私は、「魂のこよみ」からどんな衝動を受け取ったのでしょうか。
ソロ公演を開くだけでも、大きな勇気が必要でしたが、
仕事や住まいを変えることは、さらに大きな決断力が必要です。
公演の作品を練習し、自分と真摯に向き合う中で「魂のこよみ」の言葉から、本当に大きな力をもらいました。
あの時、何かが目覚め、何かが内なる衝動となり、大事な決断を下しました。
そして、
住み慣れた東京を離れ、仕事も整理し、夫と二人で那須へと移住することにしたのです。
それは、2006年のこと。
拠点としているオイリュトミーホール「奏身舎」を建てたのは、その3年後、2009年の秋でした。
とにかく無我夢中でしたが、
夢を現実に叶えてくれたのは、今振り返ると、やはりこの「魂の火力」があったからかと思うのです。
そして「魂のこよみ」の言葉は、私にとって
尽きせぬエネルギーとなって厳しい現実と戦う力を与えてくれました。
今もなお、毎週ごとに、こよみの言葉に、日々支えられているのを感じます。
*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*
魂のこよみ43. 1/26~2/1
高橋巖 訳
❄️
深い冬の中で
霊の真存在が目覚める。
それは心の働きを通して
宇宙の現象に 実在の確かさを与える。
人間の内部では、魂の火力が強まり、
宇宙の冷気と戦う。
雪の奏身舎
銀世界の木立
●意志を持続するために・・・「自らを薪に!」
奏身舎では、暖房に薪ストーブを使っています。
リモコンで温度調整できるエアコンと違い、暖をとるのも、体を動かし働かなければならない。
薪割り、小枝集め。そして火を絶やさぬためには、一生懸命に、薪をくべなければならないので手間はかかります。
でも、本物の火のあたたかさは格別で、心も体も芯からあたためてくれるのです。
そう、みんなの喜ぶ顔を思い浮かべると、多少の手間がかかっても
薪ストーブ生活は続けたいですね!
シュタイナーの、とある本で、意志を持続するために「自らを薪にして燃やさなければ・・・」という表現があったのですが、
魂の熱がないとネガティブな気分=虚無の冷たさに負けてしまいます。
何かやろうという気持ちが起きず、
こんなことして、何の意味があるの?
どうせ、無理に決まってる。
大多数に逆らうのは無駄骨・・・。
ネガティブな感情に襲われ、一歩も進めなくなってしまいます。
でも、そこに、魂の熱があれば・・・
熱は自分だけではなく、周りにも伝わり、少しずつ現実そのものが変化し始めます。
そう、熱は「変化を可能にする力」。
「奇跡を起こさせる力」といっても良い。
その魂の火力を強める冬の恵みを、43週は語っているのです。
私流の意訳を以下に記しました。
真冬の凍てつく寒さの中で、
私たちの精神は、はっきりと目覚め、
心を動かし、生き生きと働かせることを通して、
私も、宇宙も、今ここに存在している
という実感が湧いてくる。
私たちの魂の中でも
自らを薪にして魂の焔を熱く燃やし続けることで
虚無の冷たさに打ち勝つことができる!
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