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魂のこよみ28「願いは成就し、失われた希望が羽ばたく」
◉力がめぐる秋
力がめぐってくるのだ。
その力のことを 秋と 名づけてもいい。
八木重吉の詩のように万物の力がめぐる秋ー
夏の陽射しで熟した果実を実らせ、
冬に向け、色づく葉を枝から大地に落とし、
春に再び蘇る力を 内に蓄える「秋」
しみじみと良い季節がやってきました。秋を深く味わいたいものです。
奏身舎では栗の収穫が終わり、
渋柿をもいで、干し柿にしています。
軒下には干し柿を吊るし、少しずつ増えています。
奏身舎の看板横の柿の木は、亡き父が植えてくれたもの。
まだ、建物が建っていない山林の土地に、一番最初に植えた苗です。
スコップで一生懸命に大きな穴を掘り、汗をかきかき、
苗を植えてくれたことを懐しく思い出します。
小さな苗が、今では大きな柿の木に成長し、たわわに実を実らせています!
父はどんなことを願い、柿を植えてくれたのでしょう。
お陰様で、いま、奏身舎には、子どもから大人、ハンディある方たちも
たくさん多様な方が訪れてくださるようになり、
豊かな響きあいの場に成長しました!
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◉実りの秋の「魂のこよみ」三週間
毎週ごとに、シュタイナー「魂のこよみ」を読んでいるのですが、
26週『ミカエルの情景』
27週『秋』 そして、
28週
これら3週を続けて読むと、
秋のもたらす確かな力が実感でき、とても励まされるのです。
魂のこよみ「27週」はこちらをご覧ください。
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28週では、秋が深まると同時に、私たちの魂の力もより強く成長し、
希望に満ちた言葉となっています!
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シュタイナー「魂のこよみ」 28週
高橋巖 訳
再び力が湧いてくる。
内部に存在の広がりを感じる。
心の太陽から力強く 思想の光が輝く
その光は 人生の謎を解明するに違いない。
さまざまな願いは成就し、
失われた希望が羽ばたく。
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「めぐるいのちの物語
天地をつなぐ物語」
命がめぐる、深まる秋にふさわしいテーマでもあります。
6月29日の那須・奏身舎での公演から、
秋になりさらに進化した舞台となっています。
ぜひ多くの方にご覧いただけますように!!
《オイリュトミー ✖ 二十五絃箏 ✖ 映像》
天地をつなぐ『さすらいのハヤサスラ』〜地水火風の旅
*10/31(金)小金井市宮地楽器ホールにて
・17時〜親子向け小公演「響きあう音といのち」